
Beauty of my Dish-前菜1
桜下男体刺身盛り
暖かい人体に乗せるには一見不味そうに思われがちな刺身ですが、実は少々暖めることで蛋白質が分解されアミノ酸に変化し旨味成分が増します。捕獲して即活〆した鯛の本当の旨さを引き出すには、一定の低温度(約4℃)で2日ほど熟成させると言われますが、男体皿ではさほどの日を要さなくても、敷き詰めた大根のツマの下から伝わる微妙な体温がアミノ酸への変化を促進させ、熟成を進めます。
さらに男体のほのかな体臭が魚の生臭さを打ち消し、まさに刺身の為の究極の皿と言えるでしょう。なお、男性の体は女性の体に比べて平坦であり、かつ体温が安定 (女性の体温は月経の関係で日によって変化)していますので、女体盛りの女性よりも皿として優れています。
2005年 白麻紙に岩絵の具 M8号/ 46.0 ×27.0 cm
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