日本画 : Japanese Pigments Paintings 2011

男子楽園図屏風 East & West

wanitora

左隻:「EAST」

右隻:「WEST」 wanitora

2011年 鳥の子和紙に岩絵の具、金泥 六曲屏風/ 207×406cm


屏風は、一枚だけのものを一隻、二枚一対のものを一双屏風と呼びます。 一枚一枚異なる屏風絵、その二枚が繋がり、二枚で一つの絵となり、 また一つではあるけれど、それぞれの世界観が広がる。。
今までに幾度か一双屏風を制作し常に「対」というのを意識してはきたつもりでしたが、より強く二枚の絵の「対」、一双という特性を活かし考えた作品を作ってみたいと思いました。

「男子楽園図屏風 −EAST & WEST」 では二枚の屏風を繋げた中心に巨木があり、その左右に繋がった木を挟んで、同じアングルを取りながら異なる世界観の絵を広げてゆきました。そして、そこに住まう異なるイメージの男性像を描き分ける。。。そんな大まかなビジュアルイメージをもって、左隻「EAST」には農耕男子、右隻には西部劇ばりのカウボーイたち。いわゆる草食男子、肉食男子を文字通りにとらえ、それぞれの屏風に男子達のキャラの描き分けを行いました。

この作品を描いていた当時のブログの記事です。
「楽園へのアプローチ」
今思えば、結構悩みながら描いてたんだなーとしみじみ思いました。。お時間があったらお読み下さいませ。

個展で改めて自作をずっと見ていた感想としては、、、
「好きな男子が部活や男友達とワイワイやってるのを、憧れの目でずっとみていた。。。。」感覚。
あ、なんだ私単にそういう感じのことを描きたかったんだな、と思いました。
個展に来て下さった女子の皆さまも「なんかそんな感じでドキドキするー!」と言ってくださったのが嬉しかったです。

     
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展示風景などはEXHIBITIONページをご覧下さい。

 

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Admiration of Handsome Men - 美男礼賛

当代東洋の美男画などです。

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