日本画 : Japanese Pigments Paintings 2008 - 2006
Boys be - 少年の節句
2006年 白麻紙に岩絵の具 金箔 S100号/ 162.0 ×162.0 cm
祭壇画を機軸に、端午の節句にちなんで、生きた五月人形のごとく美しい少年達を描こうと思いました。
端午の節句の意図通り、少年達の健康と発展を祈り、一人一人の少年に夢や希望といった前向きでポジティブな要素を載せつつ、
この時期の少年独特の「媚び」や「甘え」のような色っぽい要素も織り込めれられればいいなと思いました。
普段見慣れない小学生高学年ぐらいの少年達を描くのに、小学校の卒業アルバムを見直したり、変質者に間違えられない程度に近所を登下校する
少年達をさりげなく、でも目を皿にして観察したりと骨が折れましたが、長い時間をかけてじっくり取り組むことができ楽しかったです。