Ryoko Kimura Art Works

水禽図屏風|”Suikin-zu byobu” (The folding screen of Waterfowl by Sea)

水禽図屏風|”Suikin-zu byobu” (The folding screen of Waterfowl by Sea)

両面屏風 木村了子+安喜万佐子によるコラボレーションワーク

Both sides folding screen Collaborative Work by Ryoko Kimura + Masako Yasuki

Ryoko Kimura side|木村了子 面

“Suikin-zu — Merman Hunting”| 水禽図屏風-「人魚狩り」

Gord pigments on paper|水墨に金泥 、鳥の子紙

Masako Yasuki side|安喜万佐子 面

“Suikin-zu — Settei Suikin huzai-zu (Absence of Waterfowl by S nowy Shore)” |水禽図屏風-「雪汀水禽不在図」

Japanese pigments, Gold l& Silver leaves on paper|金、銀箔  、鳥の子紙

each 133×264cm 2013

溶ける魚ーつづきの現実 展@京都精華大学ギャラリーフロール 2013

金沢アートグミ 2013

異次元への旅 木村了子+安喜万佐子コラボレーションワーク

六曲両面屏風「水禽図屏風」/ 絵巻「君のいた海景」

 伝統的な日本画の技法にて「人物」を主体として扱う木村了子と、テンペラと油彩の混合技法など西洋の伝統技法で「風景」を主体として扱う安喜万佐子(洋画家)。その制作スタイルにおいて入れ子のような真逆さを持つ二人の仕事は、その真逆さ故に何かがどこかで繋がっているような、不思議な感覚を互いに与えてきた。

 個々の作品が完結されたひとつの現実の産物であるならば、そのふたつの現実が表と裏でメビウスの輪のようにひとつに繋がってゆく。そんなイメージで互いの「真逆」さに内在するもう一つの現実を、世界を、自由に行き来し探る――

本作では「海」をキーワードに、陸と海の境界線に宿る民話や前近代の日本絵画に耳を傾け、「浦島」の伝説や狩野山雪の「雪汀水禽図」などを引用しながら、コラボレーションワークとして世界の逆転・交錯を試みた。

 入れ子になったふたつの世界に潜むカオティックな風景と、その中のひとの営みの物語をユーモラスかつ美しく、ひとつに浮かび上がらせることができれば幸いである。

木村了子+安喜万佐子

→ 安喜万佐子|YASUKI Masako web site