Ryoko Kimura Art Works

国上寺のイケメン偉人たち| The Ikemen great men of Kokujouji

国上寺にゆかりのある歴史的偉人をイケメンに描いた。

上杉謙信(1530−1578):トレードマークの頭巾を被り、戦国武将ならではの肉体美をもつ好青年。熱く温和な性格から5人の中では長男的な役割を果たす。

 

酒呑童子(平安初期と伝えられる):国上寺にいた頃は稚児(外道丸時代)だったが、伝説となった鬼の姿(赤い肌)でも描いています。5人の中では最年少で、甘えん坊。実の祖父のように良寛に甘えます。

 

良寛(1758-1831):国上寺に30年間住んだこともあり、様々な葛藤や苦しみを秘めた他の4人を包み込む、まるで生き仏のような存在だったと空想。あるときは酒呑童子の祖父として、またあるときは義経の父として、陰ながら5人をまとめ支えたのではないか。質素を好み、自然を愛した良寛らしく、「糞掃衣(ふんぞうえ)」という、ゴミに捨てられたボロ切れをつなぎ合わせて作られた衣装を身につけています。

 

源義経(1159−1189):兄である源頼朝の追っ手から逃げながら国上寺に身を寄せたので、山伏姿と少年時代の白拍子女装姿を掛け合わせた艶っぽい衣装を身につけている。年齢は若く見えるが、性格は5人の中でいちばんの大人。自らが置かれた境遇への悲しみを内に秘めながら、5人のリーダーとして場をまとめる。

 

武蔵坊弁慶(出生年不詳—1189):義経に付き従い、国上寺に身を寄せる。身を隠さなくてはいけない義経とは違い、いつでも戦ができるよう、常に身体を鍛え、すぐ動けるよう半裸で過ごしていたのでは、と空想。5人の中では無骨で寡黙なキャラだが、謙信の笛の音を聞いてそっと故郷に想いを馳せる男らしい一面もある。

各偉人の限定御朱印。書き置きながら書道家の青柳先生による御朱印は、筆ペンでなく墨を硯ですって書かれたものなので、墨色が光ってとても美しいです。

 

国上寺ではSNSの炎上を現代の厄災と捉え、炎上供養も行なっており、専用ページにも各キャラクターが配置されています。

炎上供養特設HP

国上寺HP